一般的にレベルの高いソースとは保守性が高いものを指します。特にWEB系ですと仕様変更がしょっちゅうなので変更があったときにいかに少ない工数で対応できるかが大切です。
保守性をあげる工夫はいろいろありますが、その中の工夫の一つがプログラムの中に具体値を入れないことです。
そのためには設定ファイルなどに具体値をいれて、そこから呼び出すといった処理方法をとるのがよいでしょう。
問題はその設定ファイルをどこに置くか、どのように呼び出せばよいかです。
いろいろ調べていましたが、
System.getProperty("user.dir")
はIDEで実行したときはプロジェクトディレクトリの直下を示し、jarで固めた場合はjarファイルと同一のディレクトリを呼び出すことができます。
ここに設定ファイルを置いておき、下記のように呼び出すと設定ファイルをうまく呼び出すことができます。
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public void loadConfig(){ try{ // プロパティクラスをインスタンス化 Properties prop = new Properties(); String userDir =System.getProperty("user.dir"); String propFileName = "config.properties"; String filePath = userDir + File.separator + propFileName; InputStream in = new FileInputStream( filePath ); prop.load(in); in.close(); }catch(IOException e){ e.getMessage(); } |