skillup

技術ブログ

Java

Seleniumでの画面テスト

投稿日:2015年6月27日 更新日:

普段テストはJunitで単体テストを書いていますが、画面からのテストなどは当然チェックできません。

フレームワークだとどうしても内部構造がわからず画面から直接うごかして確認しなくてはいけないようなケースも出てきます。

目視とはいえ、テストデータの取込→入力ぐらいは自動化できているとやはり便利です。

このような画面からのテストの場合、Seleniumを使うことが一般的だと思います。

Firefoxを立ち上げて動かすパターンでもよいですが(SeleniumIDE)、Javaのテストコードから起動して、値をソースから取込、ブラウザを稼働させることができます。

Seleniumのインストール

pom.xmlに下記のように依存関係を定義すればOKです。

注意点としてはバージョンにより結構不安定になるようで、ブラウザのバージョンアップなどには気を付ける必要があるようです。

現状の環境はFirefox38.0.5です。

テストコード

通常のテストコードとJunitを使って同じように記述して構いません。

下記が実際のサンプルです。

@Before,@Afterなどは通常通り使えます。

あとは画面のテキスト文字列を取得するメソッドなどもありますが、おいおい紹介していこうと思います。

また私は画面側をJSFで実装していますが、JSFで注意する点としてはinputのid=”hogehoge”などと設定しても画面に出力されるときは親の要素と結合してでてきます。

<form id=”foo”>
<input id=”hogehoge” ・・・・
</form>

のような場合、画面でみるとinputのidは”foo:hogehoge”になっています。

親要素のidがない場合、jsfが自動ではくidになります。

ちなみに下記リンクを参考にしました。

Selenium WebDriver を利用して Webアプリケーションのテストをしてみる

-Java
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

JPQLでの算術関数

複雑なJPQLを書いていると、通常のレコードの取り出しだけではなく、合計(SUM)や算出(COUNT)などのいわゆる算術関数を使うことが一般的です。 JPQLでもこれらを通常通り扱うことができます。 …

no image

Javaビルドツール

JavaではPHPやRubyなどといったインタプリタ言語とは違い、ソースはクラスファイルといわれるファイルに変換する必要があります。この作業をコンパイルと呼びます。最低限この作業をやらないとプログラム …

no image

文字列操作(String系)

Javaの文字列について書きます。 Contents1 StringとStringBuilder1.1 文字列の追加はStringBuilder1.2 文字列の参照はString StringとStr …

no image

JavaEEでのURLマッピング

Contents1 URLマッピング1.1 prettyfaces1.2 導入方法1.2.1 pom.xmlの設定1.2.2 pretty-config.xmlの設定1.3 ManagedBeanでの …

no image

配列の参照の仕方

変数が存在しているにもかかわらず値が入っていないときは、プログラミングではNULLという表記をします。(ちなみに空白が入っているのとは違います。) これはプログラマにとってはほぼ常識的な内容なのですが …

アーカイブ