Javaではライブラリをpomで管理し、mavenを使うことで一括管理していました。
PHPではcomposerがその役割を担っています。
composer公式ドキュメント
https://kohkimakimoto.github.io/getcomposer.org_doc_jp/doc/01-basic-usage.html
composerのインストール
Windows
https://getcomposer.org/Composer-Setup.exe
上記リンクをクリックするとダウンロードされるので、ダウンロードし、ウィザードに従えば終了します。
細かい説明は下記リンクを参考に。
参考リンク
Linux
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curl -s http://getcomposer.org/installer | php mv composer.phar /usr/local/bin/composer |
上記コマンドでcommposer.pharがダウンロードされます。
.pharとは圧縮ファイルの一種でJavaでいうjarのようなものらしいです。
使い方
ここで同じディレクトリでcomposer.jsonというファイルを下記のように記述。
ここに依存関係を入れていくことになります。(Javaでいうpomのdependencyに近いです。)
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{ "require": { "fzaninotto/faker": "v1.4.0", "phpunit/phpunit": "4.4.*" } #開発機専用のパッケージとしてrequire-devという項目もあります。 } |
記述がおわったらcomposer installでライブラリをインストールすることができます。
また下記のようなコマンドで読み込ませることもできます。
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composer require "josegonzalez/cakephp-environments": "1.0.0" |
そうするとライブラリをインストールしはじめ、composer.lockというファイルができます。
composer.lockとは現時点で管理されているバージョンの情報です。
composer.lockがない場合はcomposer updateで最新状態にしてあげましょう。
composer updateはlockの内容を無視し、すべて最新状態にします。
参考リンク
PHP開発でComposerを使わないなんてありえない!基礎編
追記
ブログの記事では/user/local/binに置きましたが、必ずしもここではないこともあります。composerはPATHが通っているところに置くべきなので、echo $PATHにてパスの場所を確認しておきましょう。
参考リンク Linuxでのパス