skillup

技術ブログ

サーバー・ネットワーク

vagrantで仮想環境を別PCにコピー

投稿日:2015年12月8日 更新日:

vagrantで自分の作った環境を他人にコピーしたい機会があり、なんとか成功したのでメモします。いや~便利ですね・・・

環境は
vagrant 1.7.4
win8
です。

準備

まずそのまま配布しようとするとMACアドレスの重複が起きて下記のようなエラーが起こります。

errorそそのためにあらかじめvagrant upで移動したいファイルのイメージを起動し、sshでログインして、該当のファイルにNULLでシンボリックリンクを貼っておきましょう。

下記コマンドでOKです。

参考リンク

VagrantでBOX化するときにハマったメモ

Vagrant Box化する際に必ずやっておくとこ

この状態で一度イメージファイルを落とします。(vagrant halt)

boxイメージのエクスポート

ここでいまあるboxイメージの元(OSの状態そのものの塊?みたいなもの)をエクスポートします。

いつもvagrant upを行っているパスで

を実行すればOKです。

そうするとpackage.boxというファイルがあります。(ファイル容量が1Gぐらいあり、この中にOSの状態が入っています。)

このあとこのパッケージにカスタマイズしたbox名をつけたい場合は

と打ちます。

と入力すると、先ほどつけたboxイメージが含まれているのがわかります。

私の場合はこの作業(box名の追加)をせずにもとのboxイメージのbox名をかえて、譲渡しました。

box名を変えたい場合は~/.vagrant.d/boxesの下にboxのディレクトリがあるので、ここでディレクトリ名を変更するのとVagrantfileの  config.vm.box = “”の部分を変えればOKです。

移動&パッケージの追加

あとはこのpackage.boxをそのまま別のパソコンに移動します。

別PCで

と実行していけばOKです。

vagrant initしたあとは設定ファイルが作られますので、こちらのように修正がいります。

これで無事起動でき、以前の環境が復元されていればOKです。

参考リンク

[PC1→PC2] vagrantで独自boxを作って配布する

-サーバー・ネットワーク
-

執筆者:


  1. […] vagrantで仮想環境を別PCにコピー […]

vagrantでcentos7.2-Rails(2) | goro へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

nginx上でのcakePHP

cakePHP上をCentOS,nginx上で公開するときのメモなどを。 cakeのversionは2.5です。 /var/www/html/sampleapp直下にプログラムを配置するものとします。 …

no image

一般的なサーバー監視コマンド

一般的な監視コマンドをメモします。 Contents1 ネットワーク状況1.1 ping1.2 traceroute ネットワーク状況 ping ネットワークの通信が正常かどうかをみる最も一般的なコマ …

no image

SAM(AWSのサーバーレスフレームワーク)について

LambdaやAPIGatewayをちょこちょこいじってますが、goなどを使っているとローカルでの開発時にはAPIなどと直接連携したりすることはできません。 またデプロイ自体が面倒で画面からポチポチや …

no image

nginxインストール(サブディレクトリでcakePHPを使いたいとき)

以前nginxのインストールを行いましたが、理解が浅かったようで今回すげーはまりました(汗) ガチンコ塾でもいっていますが、覚え始めの時はコピペでもいいですが(最初から100%の理解は非現実的)、慣れ …

no image

docker上でミニサービスを起動させるまで

dockerで何とかホストOS上でサービスを起動させるところまでは終了。 Contents1 やったこと2 苦戦したこと やったこと CentOSのイメージを取得 [crayon-66239126b0 …

アーカイブ