cake3を動かしたい場合、PHP5.4以上でないと動きません。
2016年1月現在、CentOS6でyumでPHPをインストールする場合、php5.3ですので、5.4以上を入れる場合、別のリポジトリから引っ張ってくる必要があります。
もちろんPHP7でもいいのですが、新しいバージョンの場合、いろいろとリスクもあり、まだまだ5.Xを使いたいという方もいるでしょう。
今回PHP5.6をインストールする場合についてメモしておきます。
既存のPHPのアンインストール
すでにphp5.6よりも下位のバージョンが入っている場合はアンインストールしましょう。
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yum remove php-* |
PHP5.6以上のインストール
まずはepelとremiのリポジトリを追加します。
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rpm -Uvh http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm |
or
yumでepelのリポジトリを入れるのが一番簡単でしょう。
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yum install epel-release |
下記コマンドでphp5.6がでていればOKです。
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yum list --enablerepo=remi --enablerepo=remi-php56 | grep php |
下記コマンドでインストールを行います。
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yum install --enablerepo=remi --enablerepo=remi-php56 php php-opcache php-devel php-mbstring php-mcrypt php-mysqlnd php-phpunit-PHPUnit php-pecl-xdebug php-pecl-xhprof php-intl |
php -vで5.6系がインストールされていればOKです。
参考リンク
CentOS 7 に PHP 5.6 を yum でインストールする手順
cake3でのbake
近年のフレームワークでは最初からコードを書いていくのではなく、一覧、新規追加、編集、削除といった基本機能のコード自動生成機能がある場合が普通です。
cakeにももちろんありまして、cake3に関しては新しい仕様ということもあり、これを使ってコードを生成するほうが楽でしょう。
binディレクトリの中に入り、
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php cake.php bake controller テーブル名 php cake.php bake model テーブル名 php cake.php bake template テーブル名 |
と打つとMVCの基本的なソースができています。