skillup

技術ブログ

PHP

CakePHP3系でのテスト処理

投稿日:2016年9月16日 更新日:

以前CakePHP2系のテストは書きましたが、3系は若干仕様が違いますので、3について書こうと思います。例によってエントリーレベルですが。

準備

phpunit

phpunitがインストールされているかをチェック。ディフォルトだとインストールされているはずですが。

インストールされていれば vendor/bin/phpunitがあるはず。ない場合はcomposer.jsonに足してcomposer経由でインストールをする。

下記のように記述してあげればOKです。

テスト用のDB

app.phpでtest用のデータベースがしっかり設定されているか。

実際につながっているサーバーとテストでつかうサーバーは設定で必ず分けましょう。

Fixtureとは

一般的にデータベースを使わないシステムはあまりありませんが、データベースを伴うテストは実行が難しいことも多いです。

難しい理由としては前提となる状態を常に保存しておくのが困難です。そのため一時的にテストのために使うデータベースのような状態をFixtureといいます。これにより、常にデータベースを目的の状態にしておくことができます。

bakeで自動生成

ゼロからテストファイルを作らなくても、bakeで自動生成してあげればテストのファイルも自動で作られます。よくわからないうちはこれを実行したり、いじるのが一番楽でしょう。

実行

上記の設定で問題なければ

でテストが通るはず。controller→model→viewと実行されていきます。
一部のテストケースだけ実行したい場合は下記のように入力すればOK。

他参考リンクなど

http://book.cakephp.org/3.0/ja/development/testing.html

CakePHP3でControllerのユニットテストを書く例

-PHP
-,

執筆者:


  1. […] CakePHP3系でのテスト処理 CakePHP3でのコレクションに関して(厳密にはテストではないですが、デバッグに便利) […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

laravelのmigrationに関して

DBのカラムの保守などをする場合のmigrationに関して。 ポツポツ使っていたのですが、しっかりまとめてなかったのでここでまとめて見ようかと思います。 Contents1 カラム定義2 実際の実行 …

no image

Traitによるコードの再利用

PHPでは多重継承が禁じられて(親は1つしかもてない)いるため、共通性のあるコードを書こうと思った時に親にかいていない場合限界があります。 そんな時に使えるのがTraitという考え方で、これを使います …

no image

CakePHPでのプレフィックスルーティング

cakePHPではルーティングがデフォルトでは/コントローラ名/アクション名となります。 ところが管理画面などはadmin/コントローラー名/アクション名などと変則的なURLにしたいことも多いでしょう …

no image

composer global require

composerでのglobal requireに関して。 composerでライブラリを読み込むとき、一般的には下記のどちらかで読み込むことが多いです。 composer.jsonに記述 [cray …

no image

ロケール情報について

本日、csvファイルを読み込む処理を行っていたんですが、コンソールからコマンドを打つと化けずに、ウェブ上で見ると化けるという現象が発生。 csv,プログラムともに文字コードがutf8で統一していること …

アーカイブ