skillup

技術ブログ

Database

SQL case式やウィンドウ関数の威力

投稿日:

プログラマには「プログラムは思った通りに動かない。書いた通りに動く。」「バグではない仕様です」なんて面白い格言がいろいろありますが、データベースの世界にも「WHERE句で条件分岐させるのは素人のやること。プロはSELECT句で分岐させる」という格言があるそうです。

初めて聞いたのですが、ひとえに私の経験が浅いからでしょう(爆)

SQL実践入門を読んでいて面白かったSQL問題などをちょこちょこと書いていこうと思います。(データなどはちょっといじっていますが)

テーブル名 postalcode

pcode district_name
4130001 サンプル県サンプル市1
4130002 サンプル県サンプル市2
4130103 サンプル県サンプル市3
4103213 サンプル県サンプル市4
4380824 サンプル県サンプル市5

上記のようなリストがあった時、検索語句(4130033)の合致度が高いもの3つを選べ。

合致度とは4130033と合致している桁数が多いものですね。

例えばこの場合、4130001と4130002は41300まで合致していますので、合致度が高くなります。

この選び方ですが、whereを使わずにcase式でサクッと行けます。

もう一問。今度はウィンドウ関数を使うと比較的楽に解ける問題です。

テーブル名 receipts

cust_id seq price
A 1 500
A 2 1000
A 3 700
B 5 100
B 6 50000
B 7 300
B 9 200
B 12 1000
C 10 600
C 20 100
C 45 200
C 70 50
D 3 2000

上記のテーブルでcust_idのseqが最大値のものと最小値の差を求めよ。
※例 Aの場合はseq=1が最小値でseq=3が最大値なので差は200となります。

この場合まず、cust_idごとの最大値と最小値を求めなければなりませんが、サブクエリを作るなどやると式が複雑になります。PostgreSQLなどであればPARTTIONを使い、

これで上のテーブルにランクをのせたテーブルにすることが出来ました。

この後はmax_seq_rank =1 のpriceとmin_seq_rank=1の引き算を行います。

これまたcaseを使うと下記のように比較的楽になります。

コツとしては一気にやらずに部分から組み立てていったほうがよいでしょう。また引き算の部分はまずおのおのの数値を出した後計算したほうがよいです。

私もいきなりやろうとすると挫折しましたので・・・・

-Database
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

DBUtils活用 その2

以前DBUtilsの活用を書きましたが、他の使い方がわかったのでメモ 以前はSelectでList<エンティティ>を取得したのですが、List<Map>でも取得できます。 ソー …

no image

SQLの高速化について&explain

本日はSQLの高速化について。 高速化といってもさまざまなテクがあると思うのですが、代表的な考え方に関して。 Contents1 高速化に関して1.1 index1.2 ディスクアクセスを減らす1.3 …

no image

CakePHPでの数字カンマ区切り&PHP&MySQL曜日の出力

今回は主に時間やお金の表示など、出力に関するネタです。 Contents1 Cakeでのカンマ区切り1.1 単純なカンマ区切り 例1,0001.2 \をつけるケース 例 \1,0001.3 円をつける …

no image

persistence.xmlのプロパティについて

JavaEEではデータベースとの設定情報はpersistence.xmlに記述します。 (ユーザー名、パスワード、ポート、driver名、データベース名などの情報はglassfish-resource …

no image

データベース設計のアンチパターン 重すぎるOLTP+Date型不統一+データ量想定が甘い

Contents1 重すぎるOLTP1.1 デメリット1.2 対策2 DATE型の型の不統一2.1 デメリット2.2 対策3 データ量の想定が甘い3.1 デメリット3.2 対策 重すぎるOLTP ※O …