skillup

技術ブログ

プログラミング全般

オブジェクト指向設計 ダックタイピング

投稿日:2017年8月30日 更新日:

オブジェクト指向シリーズ。ダックタイピング・・読む前は名前は聞いたことあるような気がする・・程度で細かいことは何一つわからない状態でした。今回具体的なコード例があった分イメージを何とかつかむことはできた(ような気がします。)

ダックタイピング

定義

そもそもの定義が難しい・・
Wikiには以下の通り。

ダック・タイピング(duck typing)とは、Smalltalk、Perl、Python、Rubyなどのいくつかの動的型付けオブジェクト指向プログラミング言語に特徴的な型付けの作法のことである。それらの言語ではオブジェクト(変数の値)に何ができるかはオブジェクトそのものが決定する。つまり、オブジェクトがあるインタフェースのすべてのメソッドを持っているならば、たとえそのクラスがそのインタフェースを宣言的に実装していなくとも、オブジェクトはそのインタフェースを実行時に実装しているとみなせる、ということである。

いやー何言っているかさっぱりわからん(汗)まあ辞書的に定義するとこんな例になりますよね・・・例によって検索するといい例があったのでリスペクトも込めてリンクします。

第136回 PHPでダックタイピング

Rubyでcase文を卒業してダックタイピングに入門する

自分なりに解釈すると・・・

同一性のある処理(if,switchなどで分岐されるタイプ)の場合、インターフェイス(具体的にはメソッド名)を共通にして変更に強いコードを作る考えということでしょうか。

実際のコーディング上のコツ

  • 安易にif,switchで複数で条件分岐を行わない(条件分岐された場合共通化を考える)
  • 上位のプログラム(呼び出し側っていったらいいのかな)ではインとアウトのみ定義しておく(逆に言うと、ここが厳密でないとまずい)
  • 内部の詳細な処理は内部のプログラムに任せる

感想

疎結合とかDIの有用性っていう概念が少しずつわかりかけてきました。2年ぐらい前に聞いたときはさっぱりイメージが出来なかったんだけれど・・・実際に自分で開発・保守をしてみると変更の時に耐え切れず残念なコードを書くことが非常に多かったです。

そんなときにああでもない、こうでもないとうんうんうなりながら、本書のような本を読むとその有用性がはっきりわかります。

変更により残念なコードになるのを防ぐためには変更がありそうな部分には「タッチしない(上記のリンクの例でいうと各動物のクラスだったり、料理だったりする)。」「上位側ではインとアウトのみ定義し、ふるまい自体は各クラスに任せる」という考え方が大事になってきます。

今までは上記のような場合、継承を使っていたんだけれども、継承がうまく使えない場合に知っておくとよさそう。

ここ数日、単一責任、依存関係の管理、インターフェイス、ダックタイピングとやってきましたが、オブジェクト指向の要点としては自分なりには下記の通り。

  1. コードを単一の機能(クラス)ごとに分ける
  2. 各機能(クラス)が何を行うか、別の機能(クラス)はタッチしない
  3. 機能ごとの依存度をとにかく減らす
  4. 詳細な機能はなるべく隠し、インとアウトだけをしっかりと定義しておく

今まではフィーリングに近い感じで画面ごとにクラスを作っていました・・・オブジェクト指向では「依存度を減らす」「内部の詳細構造を隠す」ということが大事で、詳細部分を公開しないことによって外部との依存度がへり、結果として変更に強いコードができます。

この意識が今まであまりなかったのですが、オープンソースなどみていますと、1行のメソッドをラッピングしていることにはこういう意図があったのかと思い、保守性を上げるための工夫というものがおぼろげながらわかりました。

このような工夫はテストをするときにも非常に有効です。

例えばプログラムでデータをもらう場所というのはデータベースだったり、外部ネットワーク(APIだったり、メール)しますが、これらとの連携を行う場合、コードが分割されていないとテストが結構大変です。

-プログラミング全般
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

メモリに関して 静的領域、スタック、ヒープなど

実務でメモリの調査をしましたが、肝心のメモリについてほとんどわかっていないのでメモ。 メモリの領域を大きく分けると静的、スタック、ヒープに別れる。 Contents1 静的2 スタック3 ヒープ4 そ …

no image

命名規則について その2

リーダブルコードネタ第3段。 前回のエントリーに引き続き、名称の大切さについて Contents1 あいまいな名前はNG!1.1 限界値はmaxかminを使う1.2 範囲を指定するときはfirstとl …

no image

Eclipseのシンタックスハイライト

先日PCがクラッシュした時にEclipseを入れなおしたんですが、普段あまり意識せずに使っていたのでhtmlのシンタックスハイライトをだすためだけに2時間ぐらい費やしました・・・自戒の意味も込めてメモ …

no image

ダミーデータの作り方 まとめ

現在作っているアプリを顧客先で見せる機会があり、そのためダミーデータを入れる、という仕事がありました。 といっても画面からポチポチやったんでは時間もかかりますし、何より精神的にやられてしまいます。(汗 …

no image

データ構造の基礎知識 中編 ハッシュ

前回の続きです。 前回は配列、連結リストについて学習したので今回はハッシュについて学習します。 Contents1 ハッシュとは?1.1 メリット1.2 デメリット ハッシュとは? key-value …