以前、pomに依存ライブラリを記述しましたが、コンパイルのときのみクラスパスが通っており、実行時にはクラスパスが通っていない、NoClassDefFoundErrorがでたことがありました。
気づいたらスコープをprovidedにしてありました。これだとコンパイルの時のみパスが通るようですね。
ライブラリのスコープについては以前ここで記述していますので今回はゴールについて(testで使う以外は基本無し、テストの時のみtestでいいと思います。)
Contents
mavenのゴール(特に頻出のもの)
mvn site
pom.xmlをもとにプロジェクトの情報をHTML形式に吐き出してくれます。
現在使用しているプラグイン読み込んでいるjarファイルの一覧等が確認できます。
javadocを出力したいときなどに使いましょう。
mvn compile
target/classes 配下にjavaコンパイルした.classファイルを作成してくれます
mvn test-compile
mvn test
target/classes 配下にjavaコンパイルした.classファイルを作成し
target/test-classes 配下にコンパイルしたテスト用.classファイルを作成し
target/surefire-reports 配下にテスト結果を作成してくれます
mavneデフォルトのテストツールは「JUnit」となっておりpom.xml内でdependencyが定義されています
mvn package
target 配下にjarファイルを作成し
target/classes 配下にjavaコンパイルした.classファイルを作成し
target/test-classes 配下にコンパイルしたテスト用.classファイルを作成し
target/mavne-archiver 配下にpom.properties(プロジェクトのメタ情報ファイル?要調査)を作成し
target/surefire-reports 配下にテスト結果を作成してくれます
「jar:jar」「compile」「test-compile」「test」等をまとめて実行してくれるgoalです
test結果に関してはSurefireプラグインというプラグインを使っているようでテスト結果を統計的に見れるファイルも作成してくるようです
http://maven.apache.org/surefire/maven-surefire-report-plugin/
通常はpackageでよさそうですね。
また特定のprofileに基づいてデプロイ(設定ファイルを書き換えたいとき)したいときは引数をわたすなどのカスタマイズもできます。
参考リンク