現在の案件でPerlの改修があるんですが、windowsだとモジュールの依存関係でうまくコンパイルできなかったりといろいろとトラブルが起こったんで、今はやりの仮想環境でやることに。
まだ完ぺきではないですが、一応仮想環境構築→Eclipseでログインし、ファイルにアクセスするところまではできました。
Contents
仮想環境構築
VirtualBox,Vagrantをダウンロード→インストール
普通にトップ画面からダウンロードし、ダウンロードしたソフトをインストールするだけです。
そして、任意の場所に適当なディレクトリ(例:project)作成
Vagrantfile作成
コマンドプロンプトで先ほどのディレクトリのなかに入り、VagrantでOSのイメージファイルを作成します。
例えばcentOSを使いたい場合はcentOSのイメージファイルみたいなものをここに作るわけですね。
んで、イメージファイルの作り方ですが、すでに用意されているものがかなりあるので、それを使います。今回はcentos-6.7のものです。
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vagrant init bento/centos-6.7 |
このコマンドを入力するとVagrantfileという設定ファイルのようなものができるので、それを編集します。
他のテンプレートはこちらから
Vagrantfile編集
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config.vm.provider "virtualbox" do |vb| # # Display the VirtualBox GUI when booting the machine vb.gui = true # # # Customize the amount of memory on the VM: # vb.memory = "1024" end |
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config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" |
上記のコメントを外してある部分を外してください。
またパソコン自体が仮想化を許可していない可能性があるので、その場合BIOSで仮想化を許可しておく必要があります。(詳しくは参考リンク参照。)
起動
vagrant upで起動し、centosが作られます。下記のような表示がでればOKです。
sshログイン
sshでhost 191.168.33.10 port 22 user vagrant pass vagrant でログインできればOKです。
この時点であとで確認するために、sample.txtとなどとファイルを作っておきましょう。
参考リンク
仮想化支援機構(VT-x/AMD-V)を有効化できません Vagrant upでOS起動失敗した
Vagrantで利用するコマンド-仮想環境 起動とか停止とか
Eclipseでのリモート環境操作
なおEclipseをダウンロードする場合は、UltimateのFull editionを選びましょう。そうじゃないと入っていないプラグインが多いためあとあといろいろと面倒になります。
次にこの環境にEclipseでログインしてみましょう。
プラグインインストール
Eclipseでヘルプ→新規ソフトウェアのインストール
→Luna - http://download.eclipse.org/releases/luna
と入力。
フィルターで「Dynamic」と入力すると、「一般用ツールキット - リモート開発サポート」がでてくるので選びインストールします。
具体的なライブラリ名は Dynamic Languages Toolkit -Remote Development Support です。
そのあと、再起動し、「ウィンドウ」→「パースペクティブを開く」→「リモートシステムエクスプローラー」を選択します。
※こちら当然Eclipseのバージョンによって違いました。Mars(4.5)だと下記リンクが参考になります。
接続
左の画面のエクスプローラーで右クリック→「新規」→「接続」→「SSHのみ」→「新規接続」でホスト名を入力すればOKです。
そのあとsftpかsshかといったことやユーザーやパスワードなどを聞かれるので、入力しましょう。
ここで先ほどつくったsample.txtが見えていればOKです。
参考リンク
Eclipse Keplerで仮想環境上(リモート上)のファイルを編集する。
追記
rootユーザーでもログインできますね。その場合もパスワードはvagrantです。
ちなみにPerlをEclipseで使うときはEpicというプラグインを入れると便利です。(下記記事参考)