skillup

技術ブログ

Java

ガベージコレクタに関して

投稿日:

本日はガベージコレクタに関して。

ガベージコレクタとは?

JavaはCなどと違い、JVM自体がメモリの確保や解放をするため、プログラマがメモリの解放や確保をコードで書く必要はありません。

メモリの解放はJavaの実行環境上で稼動しているガベージコレクタと呼ばれるプログラムが行っています。プログラムが使用しなくなったメモリ領域を検出し、解放します。

オブジェクトがどこからか参照されている間はガベージコレクタの対象になることはありません。

参照されなくなることで、ガベージコレクタの対象となります。

オブジェクトの参照を取り除く方法は2つあります。

1 nullを代入

プログラムの中で明示的にこの変数はオブジェクトを参照しないということを表現するためにnullを使います。

2 参照変数を他のオブジェクトに割り当てる

オブジェクトを参照している変数に、新たなオブジェクトを割り当てたことで、元のオブジェクトがどこからも参照されなくなったら、ガベージコレクタの対象になります。

finalize()メソッドの定義

finalize()メソッドはガベージコレクタによってオブジェクトが破棄される寸前にJavaの実行環境から必ず呼び出されるメソッドです。

したがって、そのオブジェクトが使っていたリソースを解放するといった処理です。

このメソッドの実行自体はJavaの実行環境自体にゆだねられているため、タイミングは保障できません。

-Java

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

Glassfishの暴走に関して

JavaEEのアプリケーションサーバーではglassfishを使っているんですが、 メモリをかなり食うのと、頻繁に暴走してIDEからの処理を一切受け付けなくなることが多いです。 まだまだ全然対処法がわ …

no image

JPAでのリレーションに関して

JPAではテーブルをクラスで定義します。もちろん例外とかはいろいろあるのですが、1テーブル1クラスというつくりで、これをエンティティと呼びます。 もともとクラスを作ってからDBを作成したり、JTAの規 …

no image

JPQLでの算術関数

複雑なJPQLを書いていると、通常のレコードの取り出しだけではなく、合計(SUM)や算出(COUNT)などのいわゆる算術関数を使うことが一般的です。 JPQLでもこれらを通常通り扱うことができます。 …

no image

新アプリの本番環境デプロイについて

新しく作ったWEBアプリを本番配置しようとしたんですが、何度もやっているはずの処理がいざやろうとするといろいろと手間取ってしまい、1時間近くかかりました。 容量悪いなーと思いつつ、こういった行為はなる …

no image

Streamについて

Java8で導入されたStreamですが、名前はしっていたものの、使い方がわからず放置していました。 これを機に調べたのですが、コレクションフレームワークの拡張のようですね。 特徴としては以下のような …

アーカイブ