skillup

技術ブログ

Perl

Perlにおけるオブジェクト指向

投稿日:2016年4月18日 更新日:

今回はPerlのオブジェクト指向について。

Javaほどの厳密性はありませんが、Perlでもオブジェクト指向的なプログラミングを行うことは可能です。

今回はPerlのオブジェクト指向をさらっと基本的な部分(名前空間、コンストラクタ、継承)だけ見ていきたいと思います。

名前空間とPackage

プログラミングでは規模が大きくなってくると変数名や関数名がかぶってしまうことが見られます。

これが重要な変数だった場合、意図しない上書きなどをしてしまう可能性があります。そのために同じtitleという変数名であっても”どの”titleなのかということを明記しておく必要があります。

この”どの”に当たる概念が名前空間であり、perlではこれを下記のように書きます。

package Point

こうしておくとPointのtitleということを明記できますので、変数名の衝突を防ぐことができます。

階層が複雑な場合は、 package Foo::Bar::Point などともかきます。

コンストラクタ

Perlではコンストラクタの概念が難しいです。

Perlゼミ コンストラクタの作成より

上記のコードの場合 下記のような流れになります。

  1. インスタンス生成時、$classはクラス名を受け取る
  2. 無名のハッシュが$selfの参照先になる(初期値が空という意味。)
  3. return blessにより無名のハッシュがクラス名をつけられて、クラスオブジェクトとなる

簡単!オブジェクト指向Perl [1] パッケージ

use / use base

Perlでは他のモジュールを利用するときはuse パッケージ名として使用することが一般的です。(拡張子がpmじゃないと呼べません)

また継承を行うときはuse baseとして呼び出します。

初期値があるインスタンス生成は下記のように作成します。

似たようなファイルの読み込みにrequireがありますが、下記のような点が違います。

  •  useはコンパイル時に評価、requireは実行時に評価

そのほかの参考リンク

Perl のクラスって個性的ですね!(生で見えるオブジェクト指向)
業務に役立つPerl
Perlオブジェクト基礎文法最速マスター
Perl の use と require の違い

-Perl
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

Perlの文字コードについて その3

実際のPerlでの文字処理に関しては以前の記事でも書いたように下記の原則を守ればOKです。  原則1 外部から入力された文字列はデコードして内部文字列に変換する  原則2 外部へ出力する文字列はエンコ …

no image

Perlでのデータベース差分チェックツール

Perlにてデータベースの差分が発生したときに簡単に差分を埋めるためのSQLを書くライブラリがあったので紹介。 ライブラリがない場合、cpan SQL::Translator でまずライブラリをCPA …

no image

Perlの文字コードに関して その2

前回のエントリーでPerlで文字列を扱う場合は内部文字列に変換しなくてはいけないことを学びました。 Contents1 内部文字列を使うわけ2 文字コードの変換 内部文字列を使うわけ ところで何のため …

no image

Perlの文字コードに関して その1

Perlの文字コードがらみに関して。 何となくやってきたのですが、せっかくなら整理したいのでまとめておきます。 なおPerl自体は5.8.1以降を前提にしたいと思います。 Contents1 参考資料 …

no image

Perlの配列、ハッシュ系の処理 (mapを中心に)

昨日書いたgrepに続き、mapについて調べたことを書いてみました。 Contents1 mapとは?2 mapを使った配列処理 基本3 mapを使った配列、ハッシュ処理 ハッシュを含む多次元配列への …