本日からのお勉強のお題は、UIの設計などについて。
参考図書:デザイニングインターフェイス
ソフトウェアとは目的達成の手段である
- ソフトウェアとは彼らが目的を果たす手段である
- ソフトウェアの設計の前に、ユーザーがなにを求めているかを探ろう – 汝のユーザーを知れ
- 人々はなぜ特定のソフトウェアを使うのか、そしてどうそれを操作するかを考えよう
- ユーザーは自分の不満を言語化できないことが多い、ユーザーに対してなぜその操作をするのかを考えてみよう
- ソフトウェアを使わないとしたらどんな代替手段をつかっているのかを考えてみよう
- 他に便利な代替手段がないかを探してみよう
- 今まで行っているプロセスを知ろう
- 不満点をリストアップしてみよう
いわれてみれば当たり前のことだけど、忘れがち。マーケティングを勉強した時と似ている。ドリルがほしい場合、ドリルではなく、「穴をあけたい」という欲求。ベネフィットを常に追及する。
簡単にいえばユーザーの目線に立つことなんだけど、それはすごく難しい&忘れがち。
そのために大切なことは「ユーザーに関心を持とう。本当はどのような人で、何を考えたり感じたりしているのかを探り出そう」
ユーザー調査の基礎
デザインする対象が何であろうと、使う人々の特徴を見出す必要がある。そして、それを実践するもっともよい方法は、外に出て彼らに会うこと。
- ユーザーはそのソフトウェアを利用してどんなゴールを目指すのか
- どんなゴールを目指してどんなタスクを実行するのか
- どんな単語や言い回しをもっているのか
- どんなスキルを持っているのか
- 同種の事柄についてどんな考えをもっているのか
いわゆるマーケティングの基礎。
昔読んだマーケティングの本とまったく同じことが書いてある。当たり前といえばあたり前。
ユーザーの学習意欲・リテラシー
ソフトウェアのデザインはユーザーのリテラシーによって変わってくる。
- 一般にユーザーのリテラシーが高く、学習意欲が高い場合は自由度高く、操作の効率性を目指して設計する
- ユーザーのリテラシーが高くなく、単発でしか使われないような場合は、自由度が低い代わりに、単純化されたインターフェイス(例えばウィザード)が使われる。