今回は情報の分類に関して。
ようはソフトウェア上に情報をどのように配置するかということについてです。
参考書では情報を大きく4つに分けています。
オブジェクトのリスト
オブジェクト=一般的なリスト型のデータです。メールのリストや音楽ファイル、書籍データ、画像、検索結果などのデータの集合体です。
- 縦1列のリスト。なんらかのソートが働いていることが多い。
- 2次元のテーブル。ソートされている。何らかのソートをユーザーが選べることが多い。
- 項目同士をカテゴリで分類していることが多い。
- 項目同士に親子関係があったり、包有関係があったりする。
アクションのリスト
アクションとはオブジェクト(データ)と違い、動詞で表現するものです。一般的にメニューやツールバーなどで表現されるものはこのアクションに分類されるものが多いでしょう。
小型のデバイスなどインターフェイスが小さい場合は、画面の制約があるため、表示に神経を使う必要があります。頻繁に選ばれるアクションが何かをしっておかなくてはいけません。
主題別カテゴリのリスト
ウェブサイトやオンラインのリファレンスでは主題別カテゴリーによってコンテンツを分類しています。
例 健康、科学、技術
一般的には名詞を分類することがおおいため、アプリケーションよりではこのような組織化は見られません。
わかりやすいのがitunesであり、膨大な曲をアルバム、アーティスト、ジャンルによって分類しています。
ツールのリスト
カレンダー帳やアドレス帳などユーザーがイメージしやすいツールを適切に配置できるか。