skillup

技術ブログ

Database

SQL基礎 条件式はunionよりもcaseで

投稿日:

複雑な条件式があったときにcase式を使うことでパフォーマンスを向上させることができます。

※一般にunionを使うよりも高速なことが多い。

例1

ある条件により別の列を使いたいとき、

上記のようにUNIONを使ってしまうとIOコストが倍になってしまうため、ここでCASE式を使って条件分岐を使い、下記のように書いてあげると

条件分岐はWHEREではなくCASEで書いてあげるとうまくいくことが多い。

IOコストは一回で済む。一般にプログラミングでif文を使うような場所で、case式を使ってあげるとうまくいくことが多い。意識としては文から式へ。

主に集計タイプの処理。ある列のパラメーターによって分類をしたり、処理内容を変えるときに有効。

ただしインデックスが張られている列を検索条件にする場合は、unionを使ったほうが高速な場合もある。

参考文献
SQL実践入門

-Database
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

MySQLでtext型が大量にあるもののリストア 

MySQLでのリストアについて。 先日実務でtext型のカラムが複数あるテーブルを読もうとしたら下記エラーがでてこけました。

なにやら …

no image

サブクエリ 分析関数の代替案として

今回は分析関数系のネタです。 以前にも分析関数を少し学習しましたがMySQLにはないので、サブクエリを使い書くことになります。 下記のような入出金講座があるとします。 Accounts prc_dat …

no image

JSON型の検索

複数のタグなどを入れる場合、JSON型のカラムやデータなどを入れることがあるかと思いますが、ここから検索できるということが昨日わかりましたので、メモしておきます。 SQLServerで発見しましたが、 …

no image

EXISTSと集合

前回に引き続きEXISTSの問題です。 下記のようなテーブル(projects)があり、 project_id | step_nbr | status ———&#8 …

no image

SQL基礎 case&groupbyの活用について

主に集計タイプの計算で大活躍するgroupbyについて。 主な用途は集計とカット。特にcase式と連動した集計はかなり使える 例 nameとageで構成されたテーブルがあるとして、年代ごとの人数を出し …

アーカイブ