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SQL基礎 case&groupbyの活用について

投稿日:2016年10月12日 更新日:

主に集計タイプの計算で大活躍するgroupbyについて。

主な用途は集計とカット。特にcase式と連動した集計はかなり使える

例 nameとageで構成されたテーブルがあるとして、年代ごとの人数を出したいときなど(例えば未成年,20~69,70以上に分けたいときは下記のSQLで一発)

注意点としてグルーピングのキーをgroupbyとセレクトキーの両方に使う。

細かい構文上の注意点としてはgroupbyのcase文にasをつけないこと。※SELECTで定義しておけばGROUP BY age_segなどと書くこともできるようですが、どちらかというと非推奨。

PARTITION BY句を使うと集計せずにデータを出すことができ、なおかつソートまでできる。ただしMySQLにはない模様。

http://mickindex.sakura.ne.jp/database/db_support_sinan.html

使用例

name | age | age_seg | age_rank_in_class
山田   | 15   |    子供    | 1
田中   | 19   |    子供    | 2
渡邊   | 23   |    大人    | 1
佐藤   | 45   |    大人    | 2
鈴木   | 74   |    老人    | 1

参考文献
SQL実践入門

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