skillup

技術ブログ

Database

CASE式のすすめ その2

投稿日:2016年11月3日 更新日:

本日も「達人に学ぶSQL徹底指南書」を地道に進めていきます。

CASE式の利用

私自身はCHECK制約を使ったことはないですが、正しいテーブル設計においてはこれがあると誤ったデータを入れることを防ぐことができます。

例 会計年度のはじめと終わりを定義したのに、終わりのほうが昔になっているなど。

またCASE式ではCHECK制約と相性がいいです。

使い方については本家を参考に。

CHECK制約はNOT NULLやUNIQUE同様正しい値のみを格納できるので積極的に使っていく必要ありかもです。

制約に関していろいろ↓

【初級編⑨】テーブルに設定するキーの種類や様々な制約(CONSTRAINT)
SQLの制約の種類とその指定方法

UPDATE文のCASE

CASE式は条件分岐にも使えます。

例えば下記のようなテーブルsalarytbがあるとします。

name | salary
——+———
相田 | 200000
田中 | 300000

ここで以下のような条件で更新するとします。

  • 30万以上の社員は15%アップ
  • 20万以上30万未満(299999以下)の社員は20%アップ

これも1行で以下のように書けます。

この場合、UPDATE文を2回すると290000の社員は2回昇給をしてしまいます。

テーブル同士のマッチング

CASE式の大きな利点は式を評価でき、bETWEENやLIKE、大小判定などが使えることです。

テーブル名 CourseMaster
course_id | course_name
———–+————-
1 | 経理入門
2 | 財務知識
3 | 簿記検定
4 | 税理士

テーブル名  OpenCourse
month | course_id
——–+———–
200706 | 1
200706 | 3
200706 | 4
200707 | 4
200708 | 2
200708 | 4

ここで下記のような表を作りたいとします。

course_name | 6月 | 7月 | 8月
————-+—–+—–+—–
経理入門 | ○ | × | ×
財務知識 | × | × | ○
簿記検定 | ○ | × | ×
税理士 | ○ | ○ | ○

この場合、下記のようにSQLを書けばOKです。

EXISTSを使っても似たようなものができますね。

コツとしてはまず骨組みとなるSQL(外の部分のSQL)を作ってから細かいもの(中の詳細な条件)を組み立てていくのがいいのかなと思っております。

-Database
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

MySQLのセキュアな設定

以前SSHの設定についていろいろ書いたんで今回はMySQLに関して。 Contents1 基本的な処方箋(MySQLに限らないかも)2 ホストのアクセスを制限する3 LOCAL INFILEコマンドを …

no image

外部結合 応用編2

引き続き結合についてです。 Contents1 1対Nの結合に関して2 完全外部結合3 差集合(class_aだけに存在するものとclass_bだけに存在するもの)3.1 class_aのみ3.2 c …

no image

herokuでMySQL

昨日に続き、heroku+MySQLのメモです。 herokuはディフォルトではPostgreSQLですが、アドオンを使うとMySQLも使えるようになります。 使い方ですが、herokuの管理画面でク …

no image

MySQLの大文字、小文字問題について

MySQLでテーブルを作る際にカラムに重複を許さない制約(unique)を振ることがあると思います。 数字の場合は問題ないのですが、文字列の場合、なんと英語の大文字と小文字が区別されません。 つまりa …

no image

SQL基礎 ウィンドウ関数

SQLの基礎(主にSELECT)を whereはレコードに対しての集計、havingはレコードの集合に対しての集計 ビューは一時的なselect文なのでサブクエリとほぼ等価 条件分岐で出力項目を変えた …