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自己結合に関して

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以前もこのエントリーで学習しましたが、SQLの結合では自己結合という考え方があります。

下記のようなテーブルProductsがあるとします。

name | price
——–+——-
りんご | 100
みかん | 50
バナナ | 80

ここで下記のようなSQLをたたくと

下記のような列が得られます。

name | name
——–+——–
りんご | りんご
りんご | みかん
りんご | バナナ
みかん | りんご
みかん | みかん
みかん | バナナ
バナナ | りんご
バナナ | みかん
バナナ | バナナ

これは3行同士が掛け算されてできた結果でProductsのりんごはProductsの(りんご、みかん、ばなな)と結びついています。※図で書くとわかりやすいかも・・・

ここで例えば下記のようなSQLを書くと

下記ような結果になります。ちょうどりんご-りんごのような同列グループがなくなったわけです。

name | name
——–+——–
りんご | みかん
りんご | バナナ
みかん | りんご
みかん | バナナ
バナナ | りんご
バナナ | みかん

実務でもこの自己結合は比較的見かけますが、SQLを集合として考えないとなかなか難しいと思います。

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