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HAVING句について NULL時の動き

投稿日:2016年11月12日 更新日:

HAVING句のNULLがあった時の挙動にたいしてメモリます。

COUNTの処理

対象上の列数を数えるのにCOUNTを使うと思いますが、COUNT(*)とCOUNT(列名)では動きが若干違っており、前者はそのままですが、後者はNULLを含みません。それを前提として下記のような問題を解いてみましょう。

あ、すべてサンプルデータなどはここにのっています。

stundentsテーブル
student_id | dpt | sbmt_date
————+———-+————
100 | 理学部 | 2005-10-10
101 | 理学部 | 2005-09-22
102 | 文学部 |
103 | 文学部 | 2005-09-10
200 | 文学部 | 2005-09-22
201 | 工学部 |
202 | 経済学部 | 2005-09-25

上記は課題提出のテーブルだとします。ここから全ての生徒が課題を提出している。つまりはsbmt_dateがNULLでない学部を求めるとします。(この場合ですと、理学部と経済学部になります。)

その場合COUNTとHAVUNGを使うと下記のように書けます。

これで下記のようなテーブルになります。

dpt | count | count
———-+——-+——-
経済学部 | 1 | 1
工学部 | 1 | 0
理学部 | 2 | 2
文学部 | 3 | 2

ここからHAVINGでフィルタリングしてみましょう。(HAVINGはエイリアスは使えないので注意です。)

dpt | num | submit_num
———-+—–+————
経済学部 | 1 | 1
理学部 | 2 | 2

模範解答ではCASEを使って下記のようにも書いていました。

これは思いつかなかったなあ・・

次はもう少し実践的です。

下記のような商品テーブル(items)と店舗テーブル(shopitems)があるとします。

item
———-
ビール
紙オムツ
自転車

shop | item
——+———-
仙台 | ビール
仙台 | 紙オムツ
仙台 | 自転車
仙台 | カーテン
東京 | ビール
東京 | 紙オムツ
東京 | 自転車
大阪 | テレビ
大阪 | 紙オムツ
大阪 | 自転車

このなかでitemsの中の商品をすべてそろえている店舗(仙台、東京)を抽出します。
まずは下記SQLを使うとitemsの中に含まれているshopitemsのレコードをすべて求めてくれます。

shop | item
——+———-
仙台 | ビール
仙台 | 紙オムツ
仙台 | 自転車
東京 | ビール
東京 | 紙オムツ
東京 | 自転車
大阪 | 紙オムツ
大阪 | 自転車

上記のテーブルはすべてitemsの中にあるものだけで構成されています。
これを店舗名でGROUP BYし、itemsのレコード数と一緒になれば全部含まれていることになります。

やはり集合の考え方が大事になってきますね。いままであまり考えなかったので、図を書きながら整理するといいかもと思っています。

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