ちょっとスポット的にLinuxコマンドの復習などを。
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コマンドの実行
Linuxではコマンドを実行するときに、/binや/usr/binなどに配置されているコマンドの実行ファイルを実行しています。
本来、ファイルを指定する必要があるので本来なら
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/bin/mkdir |
とうたなくてはいけないところを
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mkdir |
だけでOKなのです。これはコマンドが実行されたときにどのディレクトリにあるのかを探して実行する機能が備わっているからです。
どのディレクトリを探すかはあらかじめ設定しておく必要があります。検索対象となるディレクトリの一覧をコマンドのサーチパスといい、後述する環境変数PATHによって指定します。
コマンドのサーチパスがどのようになっているのかを調べたい場合は
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echo $PATH |
このコマンドでわかります。
リダイレクト処理の一覧
コマンド> ファイル
コマンドの実行結果をファイルに書き込む(ファイルを新規作成する)
コマンド<ファイル
ファイルの内容をコマンドに入力する
コマンド>>ファイル
ファイルの実行結果をファイルに追記する(ファイルを更新する)
コマンド 2>ファイル
ファイルにエラーを書き込む。追記の場合は>>にする
コマンド>ファイル 2>&1
ファイルに標準出力とエラーを書き込む(※追記の場合はコマンド直後の>を>>にする)
参考文献
Linuxエンジニア養成読本