上流工程を担当するようになり、プロジェクトマネジメントや、要件定義、業務フロー分解などについて勉強しておいたほうがいいなーと思い、最近では読書をしております。
本日読んでわかりやすかった本は「はじめよう!プロセス設計」。
読みやすい本で多分2時間ぐらいで読めるかと。
個人的に学べた部分を以下に解釈して、要約しておこうと思います。
- プロセスの分解
- 日常に行なっているプロセスの分解を行う
- 日常的に行なっていることは暗黙知になりがちなので注意
- プロセスの定義は「何らかのインプットをもとに特定のアウトプットを生み出す活動」、これが詳細に記述できるレベルまで分解する
- インプット=全行程の情報やもの、アウトプット=後工程に渡るもの
- 誰が誰から何(インプット)を受け取り、どうやって、アウトプットを生み出すか
- プロセスの引き金となる条件(他のタスクの何らかの状態がトリガー)の記述
- もしも〜の条件を明確にする(設計段階においての例外事項となる)
- p87〜93の図は例が簡単でわかりやすい
- 新しいプロセスに対して、ゴールを設定し、そこから逆算していく
- ゴールから逆算して、達成に必要なルートを作っていく(ブレイクダウンしてタスクを作っていく)
- カスタマーエクスペリエンス=顧客のサービスデザインを描く
以前、倉庫管理のシステムを使った時に、この手法があればなーと思いました。
引当って概念が難しくてなかなか理解するのが大変でした・・・
いきなり、うまくはできないと思いますが、大まかに以下のプロセスの1〜3を回していけばより精度の高いものができたんではないかなーと思いました。
- 関係者の洗い出しとタスクの分解
- インプットとアウトプットがどのように流れていくか
- シーケンス図などで基本〜詳細設計レベルへの落とし込み