テストデータの作成ですが、プログラムから作成するケースとExcelからシコシコ作ってSQLをがんと入れる場合があります。Excelつってもマクロを使ったりするんでプログラムですし、実際にはPHPとExcelを混合するケースなどあるかと思いますが、あくまでどちらが主体になるかといった比重です。
それぞれのメリット、デメリットなどを。
プログラムから作る
メリット
- データが増えても作業量が増えないため、大量のデータを短時間で作れる
- 応用が効きやすく、ランダムデータを作ることも比較的容易い
- fakerなどテストデータ作成のプログラムもある
- データ更新プログラムを流用できれば仕様的に正しいデータが作れる(リレーションのキーの状態がちゃんと担保されているなど)
デメリット
- その言語に習熟している必要がある(新しい言語の場合、そもそも難しい)
- ナチュラルに近いデータを作るためには元のプログラムがそもそもある程度考えて作られていないといけない
- データが一覧で見れないため、時間が経つとどんなデータがあったかを忘れてしまいがち
ExcelからマクロでSQL作成
メリット
- ドラッグで連続したデータを大量に作ることが簡単にできる
- データが一覧化されており、情報がわかりやすい
- 言語が分からなくても作ることができる(DBのSQLの方言などは最低限わかる必要がある)
デメリット
- 大量のデータを作る場合、比例して時間もかかる
- 不整合の起こるデータが作られやすい
- 複数のテーブルの場合、整合をとるのがやや面倒(Excelの機能を使えばいける・・・?)
- 超大量のデータの場合ファイルが重くなる
- 表形式に向かないデータも中にはある
実際にはプログラムとExcelを統合しながら作っていくのが楽でしょう。どちらかに偏ることなく作るのが理想だと思います。