JSやフロント側のライブラリを使うときはnpmを使ってたんですが、2〜3年前ぐらいからyarnというコマンドも使われているので、ちょっと調査を。
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yarnとは?
基本的にはnpmの上位互換と考えて良さげ。特徴として、以下のような点が挙げられる
- package.jsonをそのまま使える、但しyarnのみでインストールした場合は独自のyarn.lockなるファイルも存在する
- yarnの方が高速かつ、セキュリティレベルが高い
- npmで使えたコマンドは基本的にyarnでも使える(でなければ上位互換ではない・・・)
- node:8以上のパッケージにはyarnコマンドがディフォルトで入ってるっぽい
よく使いそうなコマンド
基本的にnpmで使っていたものを使うはずなので、npmコマンドの整理のもので使ったものを。
他に以下のリンクを参考に。
yarn init
package.jsonをディフォルトで生成するコマンド。
yarn install
package.jsonに記録されているライブラリをインストール
yarn add パッケージ名
パッケージのインストール。以下はオプション
-g
通常はカレントディレクトリ以下に有効だが、-gのオプションはグローバル(環境全体になる)にインストールされる。
-D
開発時のみ必要な場合はこのオプションが必要になる。
yarn remove パッケージ名
アンインストール。
yarn list –depth==0
カレントディレクトリのプロジェクトにインストールされているライブラリの一覧。–depth==0をつけないと再帰的処理が走るのでつけたほうが無難。-gをつけるとグローバル環境。
yarn -s run パッケージ名
インストールされたライブラリを実行する際に使用される。npxと近い処理
yarn run スクリプト
npm run devと同じ要領で使える。
というか、yarn以外にpnpmなんていうコマンドも出てくるようで・・・フロントエンドは技術の変遷が激しい・・