トランザクション系のデータの場合、スタータスの遷移がキーになることが多く、仕様の把握に関してこの部分の理解が重要です。
今まで、ステータスの遷移に関してはExcelを使って表現していたことが多かったのですが、ステートマシーン:StatusMachine(あるいはステートパターンと呼ぶこともあるようです。)と言うデザインパターンがあり、簡単に言いますとステータスの遷移や関わり方をUML上で表現したものになります。
利点としては以下のような点でしょうか。
- 状態の遷移が画面上でわかる
- Excelでは表現が難しい複数方向の遷移など立体的な情報を表現できる
- 遷移時の条件などを追加させることができる
UML自体、仕事のための仕事のようなイメージがあり、実装が先行するような現場ではあまり使われることはなかったのですが、熟練の方が先日使われたのをみていて、これは今までのプロジェクトでもぜひあったらよかった!と思ったものでした。
UMLの中でもシーケンス図とこのステートマシーンはメリットが大きいかと思います。