現在の現場では主に画面系の機能をベースにスプリントレビューを実施しています。
私はほぼ見学みたいなものなんですが、これを機にスプリントレビューについてちょっとまとめてみようと思います。
以前のアジャイル開発の記事では、まとめたものを「アジャイル開発」という記事に記していました。
スプリントレビューの目的
関係者全員を巻き込む
スプリントレビューですが、一般的な開発者とレビュアーだけでなく、ユーザーなどプロダクトの関係者全員を巻き込むことが一般的なようです。
一般的にユーザーの方は忙しく開発中に成果物を見れないことが多いのですが、少しでも参加してもらうことによって実際の成果物と要件のずれを最小限に抑えることができます。
成果物のフィードバックを短い期間で行うことができる
スプリントというのがスクラム開発で行われる時間の1つの単位でして、1週間程度が一般的なようです。この単位で成果物をレビューしていただくことで細かいフィードバックを関係者から得ることができます。
アジャイル開発の目的として、短い期間でのフィードバックがあると思いますが、仕様の齟齬を防ぐというのもありますし、冒頭で紹介したようなプロダクトを育てるという意味合いもあります。
今後の開発の方針を決められる
システムってやはり画面を見ないとわからないことが多いため、実際に成果物を見てもらい、関係者からフィードバックを得られることによって、プロダクトの今後の課題点などを決めることができるのが大きいでしょう。