コミュニケーション能力のところでも思ったのですが、この言葉は本当にいろいろな意味で使われますので、各自定義が必要かと思います。
今回はコミュニケーション能力とは違うのですが、プロジェクトを推進していく上で必要だなぁと思われる要素でいわゆる純粋な技術力以外の要素などに関して少しみていこうと思っております。
主にメンバーでの能力です。
緻密さ
作業自体の正確さ、もれの少なさですかね。ケアレスミスの少なさと言えるかと思います。
- エンジニアであれば作業が丁寧で漏れが少ない
- バグが少ない
- コミュニケーションツールでも返信などを忘れない
- ドキュメントの作りが簡素でまとまっている、などでしょうか。
などですね。
私はあまり自信がありません(汗)
後個人的には仕事の量が多い人はどうしてもキャパオーバーになり、漏れがでるので、レスを忘れたり、作業が抜けていたりというのが多い傾向です。
俯瞰力
俯瞰という言葉が正しいかわからなかったのですが、あえて言語化すると「チーム内でおこっている問題に対する問題意識の鋭さ」かと思います。プロジェクト貢献意識にちかいかもしれないです。
リーダーとしては絶対もっていなくてはいけない能力かと思いますが、忙しい人がほとんどなので各メンバーがもっているとリーダーの負荷が劇的に下がります。
具体的には以下の行動が多い方です。
- 困っているメンバーがチャット上で問い合わせている場合、積極的にわからないなりに拾って解決策を出そうとする
- 自分だけでなく、他人とかかりそうな問題点に関して積極的にアラートをあげる&共有する
- 進捗でおかしい点や遅れている部分などある場合、自分が担当以外のところでも共有報告している
- 情報共有意識が高く、問題点をよく共有してくれる
時間感覚のタイトさ
普段からテレワークになってからはテキストでのやりとりや会議招集してというケースが増えたため、コミュニケーションコストが多少あがったかと思います。
その場合、話が長い人と仕事をすると生産性がさがる傾向にあります。こう言った方は時間感覚が一般的には弱い傾向にあり、悪い方でなかったとしてもチームに害を与える影響が多々あるかとおもいます。
- タスクに関して大体見込みよりも早く終わるが、安請け合いはしない
- 言語化能力が高く、要点だけを伝えて、会話がすぐ終わる。テキストのやりとりも箇条書きで要点がまとまっている
- 間に合わなそうな場合、アラートを早くあげる&解決策や代替案を積極的に出す
- 話をダラダラとしない、忙しい人の時間をとる場合に自分自身に時間制限をしいている
根本には「時間の大切さ」の意識があるかないか、ですかね。ここら辺は経験値的なものがかなり生きてくるのではないかと思っております。
危機管理能力・問題化能力
このまま進むとプロジェクトのこの部分が火を含んではないかと
まあ、メンバーレベルだともってる情報や視点に限界はあるのですが、それでも
- 自分だけでなく、他のメンバーの進捗などにも意識がある(自分の進捗で意識が低いのは最低レベルです・・)
- フェーズごとにこの時点でこれぐらいの問題が起こりそうなどの意識がある(経験値的なものにもよるかも)
- 仕様的におかしい場合、問題点がある場合早めにアラートをあげる
ぐらいは出せるかと思います。
ある程度経験しないとわからないってのもありますね・・自分の場合、大きめのウォーターフォールを2プロジェクト経験しましたが、初回のプロジェクトでの問題点から次回のプロジェクトに関しては運がいいこともありましたが、比較的問題点を回避してなんとか行うことができました。