3月下旬ぐらいからチームリーダー的な業務をやっているので、そこで必要だとおもったことなどを。
まあ、責任感とか人間性的なそういう定性的なものはおいておくとして・・・
視野の拡大(タスクの集合→プロジェクト全体へ)が一番のポイントですね。
メンバーだと基本的にはタスクを迅速に問題なくこなすことになるかと思いますが、リーダーになると、いかにプロジェクト(あるいはサブプロジェクト単位)を進めていくかが大切になります。
一番大きいのはここでしょうか。そのために必要なこととして、以下のようなことを挙げさせていただきます。
Contents
タスクの可視化
- 2,3日でおわる粒度にする
- 終わっている状態などが明確
- マニュアル化がされている
- 数字(進捗率)がすぐに目に見える→これを追いかけることができているか
- 進捗率や異常の検知(進んでいないことがすぐに明確化できる)が楽か
- スプリント(小規模リリースなどが2週間に一度程度)があるとなおよい
わかりやすい業務フローの確立
- タスクの可視化にもつながるが、マニュアル化されており、新規メンバーがすぐに着手できるもの
- 複雑すぎないこと、wikiなどのドキュメントがまとめられていること
- ボトルネックやルーチンなど作業負荷やコミュニケーションコストを減らせること、やりやすくできる方法などがないか
動機付け、モチベーションのコントロール
- やりやすく、なるべくモチベーションの上がる仕事を
- 人としての最低限の動機付け、メンバーであっても常にリスペクトを忘れない
- 迅速にフィードバックをおこなう(タスクを細かくしていればこうなるはず)
- コミュニケーションを頻繁に!(積極的な動機付けを行い、メンバーが動いていない時間、止まっている時間を減らす)
問題点の把握、提案
- 現状でメンバーがこまっていること、仕事で進めにくいことはないか
- 時間をくっている無駄な作業や無駄な会議などがないか
- 進捗率などが数字でおえているか
- 目標と手段を勘違いしていないか(開発手法に極端に拘ってはいないか)
- メンバーからのヒアリングなどで問題点などを吸い上げることができているか
- 会議などで問題点などを積極的に共有できているか
会議(その他適切なミーティング)
- ゴールが決まっているか
- コミュニケーションを減らすような努力ができているか(事前の議事)
- 時間を食い潰していないか
- 参加者全員にプラスの効果を出せているか
- 作業時間を奪っていないか(奪っている場合はラジオ参加てきなものを許可しているか)
- 各人が結論から話すようになっているか
- 終わった後のアクション(各人が何をすべきか)が決まっているか
監視
- メンバーごとの実績値の差などは普段から可視化しておいたほうがよい(営業マンの成績、動向の可視化などと近い)
- テレワーク主体になると現実にサボるメンバーがいるため、ある程度の監視が必要
- メンバーからのコミュニケーションがない→まずは自分から積極的にコミュニケーションをとること
- 止まっているところはないか
- わかりにくいところはないか
- さぼっていないか
ブロックポイントの把握とコミュニケーションの円滑化
- わからずにとまっているところがないか
- 依存しているタスクなどが他にないか
- 解決できる人間が外部の人間でないかの把握(特にインフラ関係の人間への働きかけなど)
- 関係者への働きかけ