テストがどの程度徹底されているかを見る指標としてはカバレッジが代表的だと思います。
PHPUnitなどでもこれらはだせるのですが、codecovなどのサービスをつかうとPRごとなどさらに細かい視点でコードの解析をしてくれます。
前の現場では分岐ごとにどのくらいのテストケースが妥当かというのを手作業で報告させるなんて仕事がありましたね・・・伝統的なウォーターフォールの現場ですが、やや非効率だったと思います。
カバレッジによる確認のメリデメをあげると以下のようになりますでしょうか。
メリット
- 簡便でツールなどですぐに出すことができる
- 変更があった際にも強い
- テストが全くとおっていない箇所の検知が楽でかたよりなどがすぐわかる
- カバレッジの推移などをみることもできる
デメリット
- 一律な指標なので意味のない部分のテストがとおっていなくても数字上の指標がでてしまう
- テストの質自体は問えない(単純にそこが通っているかいないかという以上の指標はだせない)
- 数値自体が一人歩きして、カバレッジを上げること自体が目的化してしまいがち
個人的には絶対視する必要はないですが、ある程度の指標にはなるのではないかと思い、弱い部分の発見などにはいいのでは・・と思っています。