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年功序列と成果主義のメリデメについて

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エンジニアになって10年以上経ちました。

大きい会社にいたことがないのと、一般的な昇給や昇格ということをほとんど経験しておらず、ほとんどがプロジェクトの単価で給与がきまるフリーランスに近い形で働いてきました。

いわゆる完全成果主義ですかね。

よく、これからの世の中は「終身雇用や年功序列が廃れて、能力・成果主義になっていく」みたいな論調が多いのですが、多少の比率が変わりつつも終身雇用や年功序列の方がメリットは大きいように思います。

ガッツリ成果主義で働いてきた人間としては、デメリットがいろいろありまして、個人的に一番大きいデメリットとしては

「より上位の仕事にチャンレンジすることが難しい(キャリアの階段を登ることが難しい)」

です。(これ書かない人、強調しない人が多いのですが、一番クリティカルだと思います。)

上位というのはエンジニアですとPG→SEとかSE→PL/PM・コンサルとかですかね。

言語、技術領域の変更とかは似てる言語であればフリーランスでもチャレンジはそんなに難しくないかと思いますが、PM未経験でPMに入れる案件とかはないと思います。

逆に年功序列の場合、基本的に年齢に従って給料があがり、給料があがるということはそれに応じて仕事のレベルも上がるので、年齢を経るに従い、上位の仕事をしやすい傾向にあります。

そういった点で年功序列というのは「成果」主義ではないですが「能力」主義だとおもいます。

能力の定義が難しいですが、能力とは成果やアウトプットそのものというよりはその人本人が持っているもっと内部的かつ根幹的な力、だと思います。

本人の「能力」を上げるためには同じ仕事、負荷があまりかからない仕事を与えるわけにはいけませんから、少しずつ上位の仕事にチャレンジをさせる=キャリアの階段を登ることになります。

エンジニアで言うと、下記のような形で階段を上っていくと思います。

  1. 指示を与えてもらって実装ができる
  2. 指示がなくても実装ができる(あるいは指示をする側)
  3. 複数のメンバーを管理、サポートする
  4. プロジェクト全体を管理、リードする、顧客折衝をする

こうすることで年月(年齢)とともに上位の仕事をすることができるようになります。これが年功序列が「能力」主義だと思う理由です。

年功序列のデメリットとしては成果主義に比べると同じ仕事をしていても単価が安いこと、決定的な部分では、年齢という要素が大事になってくるため、年齢に合わないメンバーを途中からいれることが難しいこと、同じ仕事をしつづけることが難しいことでしょうか。

ぶっちゃけいうと年功序列は能力を上げる必要があるので、能力をあげずに今できる仕事=楽な仕事をし続けるのが難しいです。

まとめると、年功序列の本当のメリデメは以下になります。

メリット:キャリアの階段を上がれるため、年齢とともに上位職種へのチャレンジがしやすい。

デメリット:成果主義に比べると、単価が安い。年齢がミスマッチだと、メンバーをいれられない。また同じ仕事をしつづけるのが難しい。

成果主義の場合、実はこれが逆に近くなります。

成果=アウトプットだけで判断するということは、「今できる仕事」によって判断されることになりますので、同じ仕事をし続けるのが最も経済合理的にいい、となります。

要はその人の今後のキャリアだったり、そういったことを無視して成果=今できる仕事にフォーカスをすることになります。

なので、現時点での仕事に対する報酬は成果主義のほうが高くなる反面、上位の仕事にチャンレンジすることが難しくなります。

また、同じ仕事ならばできれば安い人、若い人を使いたいというのが一般的ですので、年齢とともに仕事を見つけるのが難しくなります。

私は現場で少しずつ難しい仕事もやらせてもらえましたので、少しずつ上位の仕事にいくこともできたのですが、どちらかというと珍しいケースなのと、限界がありますね・・・

前職の高単価還元SESでも未経験の仕事をどうやってするか(キャリアをどのようにあげていくか)というのは課題にしていましたから、上記のような論点は大きくはずれていないと思います。

成果主義のデメリットをまとめると、いかになるかと思います。

メリット:成果主義に比べて単価が比較的高め。現時点でのスキル、アウトプットで判断してもらえるため、それ以外の要素(年齢など)が小さい。同じ仕事をし続けることも可能。

デメリット:上位職種へのチャレンジが難しい。

実際には私のように完全成果主義であっても少しずつ上位の仕事をさせてもらえてるだったり、年功序列といっても年功的な要素も残しつつ、成果主義もとりれいる・・みたいなケースが多いので、0か1かというケースは珍しいですが、大きくまとめると上記のようになるかと思います。

ChatGPTに聞いても年功序列や成果主義のメリデメに関して、上記のような回答はしてくれなかったのですが(汗)、下記のような本ではそれがしっかり描かれておりましたので読まれたい方は参考にされるといいと思います。

人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~欧米のモノマネをしようとして全く違うものになり続けた日本の人事制度

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