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きつかった授業の体験談

公開日: : 最終更新日:2017/08/03 ぼやき

今回は講師をやっていたきつかった授業のことなどを。

講師業をやっていますと、楽しかった授業、大変だった授業などいろいろと経験します。

その中で明らかにきつかったなぁ~と思う、体験談を書いていこうと思います。

キツイ授業とは・・

他の講師をやっている方とあまり話す機会がないので他人はわかりませんが、いわゆるできない生徒を教えていてイラついたり、嫌になることは全くありません。

たまに全然できないことを申し訳なさそうにいう受講生の方にあいますが、全く申し訳なく思うことはありません。

私も学習塾時代から人に教える仕事を10年ぐらいやっていますが、わからなくてイラつくことはほとんどないです。

教え方について悩むことはありますが・・・

お金を払って授業を受ける場合、わからないことで講師がイラつくようでしたら授業構成と講師自体に問題があります。

受講生にイラつく態度を見せている時点で問題ですので「品質不良」と判断して問題ないかと思います。

やる気のない生徒の授業をやるのは当然面白くないのですが、中学生相手の学習塾だとやる気がない子がディフォルトなので慣れます(爆)

大人相手だと皆さんお金を払ってくる以上、やる気がない方というのはほとんどいません。

じゃあどんな授業がきついの?と思われそうですが、

私が思うキツイ授業のダントツ一位は「明らかにレベルを間違えた方が授業を受けた場合」です。

低いほうにずれても高いほうにずれてももちろんNGです。

これはやってると結構心が折れます(爆)

以前、ITリテラシーのほとんどない方を対象(受講生は3人)にWEBの仕組みを説明するような授業を3時間ぐらいで行いました。

プログラミングの講義ではなく、それ以前の段階のレベルの方が対象です。

生徒は全員ITとは関係ない仕事をしている方と聞いていましたので、「HTMLとは?」や「ホームページが見れる仕組み」などそういった非常に初歩的な概念から説明をしました。

私は初心者に説明する場合はあえて情報量を絞りたいので、細かいことは時と場合によっては無視したり、正確さを犠牲にします。

ある程度のITリテラシーがある方が聞くと違和感を覚えることも当然あります。

その日の授業でも明らかに想定している「初心者」じゃない方がいました。

私は初心者にはなるべく簡略化した説明の仕方をします。

簡略化した説明をするときに「正確に言うと違いますが、違いが難しいので今はこのように覚えておきましょう。」って断っているんですが、ちょっと不満があったようです。

後で聞くとセキュリティの仕組みなどについて聞けると思ったようです。

個別授業ならその方に合わせて行えますけど、集団の場合、そういうわけにもいかないのでどうしようもありません。

正しいのは前提条件の確認=ターゲットの選定

私の例に限らず、授業をやるときに大切なのは「どの受講生にあわせるか?」といったことになります。

これは別に授業や教育に限らず、通常の商品を売ることと同じで「ターゲットを決める」ということですね。

マーケティングの初歩の初歩です。このことを無視して俺の授業はいい(ダメ)なんて言っても意味がないと思います。

私がやる授業は初心者で既存のプログラミングの知識がほとんどない方、しかも学習環境があまりよくない方(独学中心が多いなど)を前提にしていますので、すでにプログラミングをある程度やっている人からみると正確ではなかったり、説明がくどい部分が多々見受けられると思います。

私もターゲットが違えば教え方を変えますので、例えば企業用の研修などで講師をする機会があればこのブログと言っていることが変わると思います。

ターゲットが違っているので、むしろ変わらないとおかしいです。

日本で一番難しい仕事 = 紅白歌合戦の企画

ちょっと蛇足ですが、私が個人的に一番難しい仕事の一つと思っているのが紅白歌合戦の企画です。

紅白歌合戦の場合、ターゲットが全国民になります。

ターゲットがばらばらになりますので、どの層に焦点をしぼったらいいかわかりません。

昭和30年代のように娯楽の選択肢が少なく、子供から老人まで同じような番組や歌を見ていた時代なら別です。

今、子供と老人どころか同じ20代でも趣味趣向が多様になっていますので、全国民をターゲットにした番組なんて作りようがありません。

毎年「紅白はつまらない・・」なんて言われますが、当たり前だと思います。

受講生として授業をうけるときに大切な心構え

今回は講師からみた授業の難しさを書きましたが、受講生になった場合は、講座の対象者と自分がマッチしているかどうかをしっかりと熟考しましょう。

絶対的に「いい講座」「いい授業」なんて存在しないので、自分がターゲットにない場合、時間とお金を無駄にします。

講座の良しあしはまず自分にあっているのかそうでないかが一番大事になってきます。

参考になれば幸いです。

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