skillup

技術ブログ

サーバー・ネットワーク

yumとrpmについて

投稿日:2015年12月14日 更新日:

centOSのカーネルのバージョンアップで時間があるのでブログを更新。

redhat系ではソフトウェアをインストールするときにyumかrpmのコマンドを使うと思います。

私も日頃、両方使っているのですが、はっきりした区別はしておらず、「とりあえずyum。ダメだったらrpm」みたいな感じでやっておりました。

上記の行動自体はそんなに間違ってないらしいですが・・・

何のためのコマンド?

rpmもyumパッケージ(あるアプリケーションを動かすファイル群)の管理をするシステム

違いは?

簡単に言うと

yum → rpmを内部で呼び出しており、依存関係まで解消してくれる

rpm → 依存関係までは解決してくれない。

yumは内部でrpmを呼び出しているのでrpmの上位互換みたいな認識かと思います。

yumとrpmについて

お便利サーバー.com rpm~rpm形式のパッケージを管理する
初心者の頃に知っておきたかった rpm と yum の違いと使い分け
yumとかrpmについてまとめてみた
【パッケージ】Linuxの「パッケージ」と「yum」と「rpm」について勉強したのでまとめてみた。

ただしyumは/etc/yum.repos.d/にないパッケージはインストールできないので登録されていないものは、rpmで直接パッケージをダウンロードして、ここに追加しないといけません。

頻出yumコマンド

yum:yumを覚えて、様々なソフトウェアのインストールをする準備をする。

yum構成

なおyum内部のリポジトリ構成がどうなっているかは下記コマンドでみれます。

CentOSは普段使うリポジトリは/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoになります。

詳細はこちらのリンクで。
yumリポジトリ設定

他リポジトリの追加

通常のリポジトリに他のリポジトリ(例えばepel)などを追加したいときは下記のコマンドで追加できます。

ちなみにディフォルトのリポジトリではなく他のリポジトリを指定したい場合はオプションで-enablerepoとうてばOKです。

※そうしますと /etc/yum.repos.d/ に追加されます。

他のリポジトリの扱い方についてのリンク(epelなど)

【yum入門】epel, remiなどのレポジトリをyumに追加する方法
CentOS 7.0にEPELリポジトリを追加する方法
CentOS 7.0 – リポジトリ追加!
CentOSにEPELリポジトリを追加する
【初心者でもわかる】yumコマンドの使い方とリポジトリの追加方法

-サーバー・ネットワーク
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

CodeDeployに関して

近年のプロジェクトではアプリのデプロイに関して、サーバーに入ってgitコマンドを打つようなケースは減ってきており、何らかのデプロイツールを使ってやることが一般的。 Contents1 CIツールを使っ …

no image

シェルの基礎+ユーザー切り替え関連

雑誌を見ていたらシェルの特集があったので、ちょっとメモリます。 補強したいところのみ要点をチェック。 Contents0.1 実行パスについて0.2 ビルドインコマンド0.3 シェル変数・環境変数0. …

no image

大規模Webサービス技術入門 DBの分散

前回に引き続き、大規模サービスを運用するときに必要になるMySQLの知識についてのまとめ Contents1 テーブル・SQL設計2 レプリケーション機能3 パーティショニング テーブル・SQL設計 …

no image

AWSのSNSについて

AWSについてここ2年ぐらい触っていますが、以前の現場ではリーダーの方が色々やられたおかげで根本的なところが理解できておらず、家でアカウントを作ってコツコツとやってます。 今回はSNSについて。 基本 …

no image

Azureの復習

今年からAzureの案件にはいっていろいろとインフラ周りを整理しておりますので、復習も兼ねて少しまとめておこうかと思います。 とりあえず出てくる重要な概念やサービスを五月雨に・・・ Contents1 …

アーカイブ