skillup

技術ブログ

Database

MySQLのマイグレーション(workbench使用)

投稿日:2015年12月4日 更新日:

以前cakePHPにてマイグレーションの手法を紹介したのですが、当然PHP以外をつかっていたり、PHPでもcakeを使っていなければこの方法は通用しません。

何か、汎用的にデータベースの構造の差分がチェックできるツールはないかなと思い、探していたところ下記ツールがよいとの情報を得て、早速試してみました。

以前紹介したA5M2にあればベストだったんですが、この機能はついていませんでした・・・

MySQL workbench

https://www-jp.mysql.com/products/workbench/

Oracleのアカウントとかをもってないと登録作業なんかがいろいろと面倒くさいです。

また日本語化することもできるようですが、かなり面倒くさそうだったのと(爆)、情報が結構でてくるので、なんとか英語でやることにしました。

ちなみに2015年12月上旬現在、最新は6.3です。

mysqldump

差分のチェックですが、データベースを直接みてもいいですが、自分は怖かったので構造だけをダンプし、そのファイルをベースに差分をチェックしました。

下記コマンドでダンプを行います。

実行したあとにファイルをみているとひたすらcreate文が書かれているのがわかると思います。

MySQL workbentch

ここからツールを使います。

ツールを起動後、File→NewModelを実行すると新しい画面が作られます。

新しい画面に移って、Database→Synchronize With Any Sourceを押すとダイアログが開きますので、Next。

Database To TakeUpdates FromとDatabase To Receive Updatesにそれぞれdumpで作ったテーブルの構造ファイル(~.sql)を入れてあげればOKです。差分SQLを保存するパスもいれてあげましょう。

その後、Nextを入れた後、チェックボックスをいれてあげて、進めてあげると差分チェックをしてくれます。

SQL文も書かれていますが、これはReceive UpdatesをTakeUpdatesにするためのSQL文という意味です。

参考リンク

MySQL Workbenchを使ってスキーマの差分をとってALTER文を生成

-Database
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

MySQLの大文字、小文字問題について

MySQLでテーブルを作る際にカラムに重複を許さない制約(unique)を振ることがあると思います。 数字の場合は問題ないのですが、文字列の場合、なんと英語の大文字と小文字が区別されません。 つまりa …

no image

MariaDBインストール

CentOS7からはyumでmysqlをインストールするとMariaDBがディフォルトになるようです。 せっかくなので、これを機にMariaDBを使ってみました。といってもMySQLとほとんど一緒でし …

no image

NOT EXISTSの利用2

今回もNOT EXISTSの利用です。 前回の問題にプラスアルファし、列が一緒でないと連続でも意味ない仕様にします。 例えば下記のようなテーブルがあるとします。 seat | row_id | sta …

no image

HAVING句の活用 発展編

今回からはまたまたHAVING句です。 下記のようなテーブル(teams)があり、全員が待機状態のチーム(全員がそろっている)を求めます。 member | team_id | status &#82 …

no image

EXISTSと集合

前回に引き続きEXISTSの問題です。 下記のようなテーブル(projects)があり、 project_id | step_nbr | status ———&#8 …

アーカイブ